英国王立音楽検定

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英国王立音楽検定とは、英国王立音楽検定協会(Associated Board of The Royal Schools of Music)が実施している世界最大規模の音楽検定です。
主に、1から8にレベル分けされたグレードと呼ばれる試験と、グレード8以上のレベルを対象としたディプロマという資格認定試験などがあります。

適したレベルを自分で選ぶことができ、年に3回(春、夏、冬)、最寄りのセンターで受験できます。団体なら学校などで訪問試験をしてもらうことも可能です。

グレードは、1から8のレベルごとに段階を踏んで、基礎力を総合的に身につけていくには最適のシステムです。ただし、利用方法を誤ると、音楽学習自体が機械的で無機質なものとなり、中身が身につかずとも資格だけを取得したいという現象を生んでしまう危険な面を持っているのも事実です。

グレードを主催する組織もビジネスである以上、規定さえクリアすれば合格を出します。イギリスでは、規定をクリアする手段のみを身につけてグレードを取得し、資格を進学や就学に有利に使おうという流れが音楽の本質とはかけ離れたところで一般化してしまっているという悲しい現実があります。

「ピアノを習っている」=「グレードをもっている」という中身のない流行に流されない限り、このシステムは有効な学習手段であり良い目標となります。そのような見解のもとで、私は希望者に受験指導をしています。

グレード受験に必要な項目(全級共通)
  1. スケールとアルペジオ
    • 指定された調のスケール、半音階スケール、分散和音、アルペジオ等を暗譜で弾きます。
  2. 課題曲3曲
    • 9曲の課題曲の中から、3つの時代別にそれぞれ1曲ずつの計3曲を選んで弾きます。
  3. 初見
    • レベルにより4小節から20小節程度の曲をその場で渡されて演奏します。
  4. 口頭試問
    • リズム感、視唱力、音楽理解力の主に3点から基礎力を計る口頭の試験です。
グレードはどの級からでも受けられますが、6以上を受験する場合はTheory(セオリー・楽典)のグレード5以上をとるか、それに相当する資格を有すること等の条件があります。
グレード1を受ける前に、練習を兼ねて、prep testという合否の出ない体験試験があり、まだ幼い子や予行練習したい人におすすめです。
受験費用は、2011年はグレード1が31.70ポンドで、グレード8は75.80ポンドです。詳細はこちら。
教材としては、各グレードごとに、課題曲、スケール、サイトリーディングのそれぞれ3冊の購入が必要です。
購入はこちらから。
これまでの指導経歴
ピリオドA(1-4月)ピリオドB(5-8月)ピリオドC(9-12月)
2011年 ・1級(9歳)・8級(19歳)・1級(9歳)
・1級(9歳)
・1級(10歳)
・3級(10歳)
・5級(14歳)
2010年 ・4級(成人)
・5級(成人)[theory]
・5級(13歳)
2009年 ・2級(8歳) ・1級(7歳)
2008年 ・5級(12歳)[theory] ・4級(10歳)
・6級(16歳)
2007年 ・5級(14歳) ・1級(7歳)
・4級(11歳)